ピッツァをつくり続けて10年。職人金子の決意【UPMARKET 後編】

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美味しいピッツァがあなたを待ってる

鎌田 まずは社長、岡田店長については中編でお話伺いましたが、金子シェフについて何か思うことはありますか?

佐藤社長 金子渋いよね、金子は寡黙やねん。でもAOI NAPOLI※に行った時、存在感光ってることを感じてた。だから、その空気感で突っ走ってって思うよ。バルニバービで上に立つ人間って絶対的に仲間を大切にできるやつだよね。仲間の未来を共につくっていけるやつが上に立ってほしいし、金子にはそれを期待してる。それに、ピッツァっていうのはうちのすごい大きなコンテンツでしょ。練馬の人が「この場所でこんな美味しいピッツァ食べれるんだ」って思えるピッツァを出してあげてほしい。(※AOI NAPOLI…東京都文京区小石川にあるガーデンピッツェリア。金子シェフはUPMARKETの前はAOI NAPOLIでピッツァオーロとして活躍していた)

ピザ窯で1枚1枚丁寧に焼き上げるピッツァはとにかく美味しい。金子シェフは初めてピッツァを窯で焼いてから約10年、その奥深さに魅了され続けている。

鎌田 金子シェフ、ピッツァの奥深さってなんなんですか?

金子シェフ そうだな。例えば、1年やって、ピッツァって難しいなって思うじゃないですか。

鎌田 はい。

金子シェフ 2年やったら、ピッツァってもっと難しいなってなって。

鎌田 なるほど。

金子シェフ 3年やったらもっともっと難しいなってなるんです。これ本当(笑)

鎌田 マジですか(笑)

金子シェフ 今約10年くらいピッツァに触り続けてもゴールはまだ見えてない。やっぱりまだまだ難しい。そこが深いなって思います。

UPMARKET 金子シェフ

金子シェフは中途採用で入社しています。それまで、山梨のイタリアンから代官山、六本木、溜池山王などで働いた後、先輩の紹介もあってバルニバービに入社。他店からもスカウトが来ている中、実際にAOI NAPOLIに来てピッツァを食べて、美味しいと思ったからバルニバービに入社したいと思ったと話してくれました。会社のサイトを見てとかそういうことではなくて、ピッツァに対して向き合った時にバルニバービでならより自分の可能性を広げられる。挑戦できると、そう思ったそう。

鎌田 そして金子シェフ、初めてのシェフですが不安はありますか?

金子シェフ 期待はありますよ。自分に対しての期待、65%。どこまでできんだ自分は!っていう。こういう大きい規模の会社でシェフをはらせていただけるのは信頼関係とか信用度とか、いろんなハードルがあるじゃないですか。そこをクリアした、ここまで来れたっていうのは良かったなって思ってますし、今までやってきたことは間違ってなかったと思いました。この先も、間違ってなかったんだを継続して、強くしていけばいい。ただ、プレッシャーあるなぁ!って気はします(笑)。でも、根本は今やっていることと変わらない。やったろ!って思ってますよ。

店長とシェフの絆。2人が重ねてきた時間

サッカーへの夢を諦められずアルバイトとして働きながらさまざまな挑戦をし、そして自分の中でサッカーとのけじめをつけた岡田店長。遠回りでも飲食に戻ってきた理由とは?

岡田店長 飲食に戻ろうと思ったのは、やっぱり金子さんの存在が大きいですね。飲食をずっと続けていくっていうのは、最初自分の中で、そんなに考えられなかった。でも、飲食の深さを金子さんが教えてくれた。僕は、食べるのが好きですかって聞かれると量を食べるのは好きなんですけど、味の違いがわかるような食通ではなかった。一緒にいろいろなお店に食べに行ってもらって、見方を変えるというか、単純な話かもしれないんですけど、盛り付けからとか、順番に食べるとこうだよっていう、基礎から応用まで全て教えてもらった。突き詰めても突き詰めても突き詰めきれない面白さが飲食にあるなと思ったんです。

2人で食べ歩き、言葉を交わし、時間を重ねてきた。いつか、2人でお店を一緒につくってみたいと、そんな話もしていたそう。そんな中でやってきたUPMARKETの店長、シェフの打診。やりたいとと手を挙げた2人は、お互いを支えあいながら、いい店をつくろうとブレない絆でお店を盛り立てています。

2人で一歩一歩前に進んでいく。けれど、初めての店長。初めてのシェフ。時には気持ちに行動が追い付かなくて厳しく言われてしまう時もあります。岡田店長はすべての経験が学びだと話します。

岡田店長 正直、先輩たちから助言いただいても何をしたらいいのかわからない時もあって、それで迷惑かけてばっかりなんです。日々学ばせていただいています。すべてが初めてのことで、正直不安もあります。でも、これまでの経験で感じたことを無駄にしないで、ちゃんと活かしていきたいって思います。

できなかったことができるようになって、習慣になって、当たり前になっていく。その過程で自分が何ができなかったのか、何でつまずいたのか、忘れてしまうことも往々にしてあります。今初心の岡田店長、いつか今の気持ちにかえって新米店長を育てる時がくるかもしれませんね!

鎌田 ところで、場所の不安はないんですか?

金子シェフ 場所の不安? ないわけないじゃないですか(笑) 駅から遠いし。でもやっぱり、しっかりつくりこんで、しっかりいいものを提供すればお客様は来てくれるっていう自信はどっかにあるんですよ。

前編でもお話しましたがUPMARKETは駅から15分ほど離れたバルニバービでもトップクラスで遠い場所にあります。けれど、だからこそ、佐藤社長は面白いと話します。

佐藤社長 今まで見てきた物件の中でもかなり面白いと思ってる。バルニバービ史上、トップクラスで面白いんじゃないかなぁ。面白いっていうのは、funnyではなく、excitingっていうかな。funnyでもinterestingでも、funでもなく、exciting。挑戦やね。面白い分、ハードル高いぜって思ってる。

実際に何度も足を運び現地を視察する佐藤社長

岡田店長と金子シェフの決意と硬い絆なら、きっとハードルを飛び越えて、とびきりいいお店をつくってくれるはずです!

それは苦しくて、でもとびきり楽しい夢舞台

鎌田 社長、出店が続いてますね。バルニバービにとってお店をつくる理由ってなんですか?

佐藤社長 理由は明確。店はスタッフたちにとってステージみたいなもんやねん。少し言葉恥ずかしいけど、夢舞台をつくってる。店ではまちがいなく僕が主役ではないでしょ。主役であるシェフや店長、店舗に関わるみんなの夢舞台をつくっているって思ってるけどね。

某アイドルグループは姉妹グループとしてさまざまな地に劇場をつくる。例えばそういうことだと佐藤社長は話します。1つしかなかったら活躍できる人は一握り。でも、フィールドを広げていったら、活躍できる人が増えて行く。

BE I WANNA BE BY EAT!

飲食を通して、なりたい自分になる。

それはバルニバービが大事にしている言葉。

UPMARKETは岡田店長の、金子シェフのそしてUP MARKETで働くすべてのスタッフの夢舞台。最後にお2人に聞きました。スタッフへメッセージはありますか?

岡田店長 個性を生かしてもらいたい。個性を生かしてもらう+その個性を伸ばして、最終的にお客様に対して、いいものを提供できればと考えています。何かミスであったり失敗したりすることもあると思うんですけど、その分に関しては、もちろん僕が責任を負います。それだけ思いっきりやってくれることがすべてだと思います。

金子シェフ 自分のためにやってほしいですね、常に。お店のためとか会社のためとかいろいろあるかもしれけど、根本は自分が好きじゃないと。まず自分の中に好きがある、それを広げてほしいなって思います。やりたいことをやらせるつもりでいます。忙しい中でしんどい時期もあるから、好きな気持ちを持って自由にやりたいことをして、なりたい自分になってほしいです。

練馬駅から徒歩15分の少し寂しい印象を連ねる一角。環状七号線沿いにある7つの建物と中庭を含む約720㎡の建物をリノベーション。大きいびわの木がチャーミングなその場所で、もうすぐとびっきりいいお店が、とびっきり素敵な私たちの仲間が、あなたを迎えます。

佐藤社長から、最後に一言。

佐藤社長 情熱の限り、行けばいいさ。

鎌田 ありがとうございます!!

UPMARKET PIZZA&CAFE

東京都練馬区豊玉中2-28-6
都営大江戸線、西武池袋線、西武豊島線、西武有楽町線 中央口 「練馬駅」 徒歩15分

美味しいピッツァの他にも藁でスモークした丸ごとチキンローストや甘いものが好きな方にはプリンアラモードも(14:30〜17:30限定)! 詳しくは上記バナーをクリック!